GUIDE / CURTAIN

カーテンの丈と幅、遮光の選び方

カーテンは、色より先に寸法で決まります。丈は窓枠の上15cmから床下1cmまで、幅は窓の1.1倍。この2つが合っていないと、閉めたときに隙間が空き、断熱の効果も出ません。

カーテンの丈と幅、遮光の選び方
15cm窓枠より上
1cm床からの逃げ
1.1倍窓幅に対する比率

丈は、3つのパターンから選ぶ

丈の取り方は3つです。窓枠に収める(枠内)、窓枠の下10cmまで、床下1cmまで。リビングと寝室は床下1cm、キッチンと洗面所は窓枠の下10cmにします。

床下1cmにすると、カーテンが床に触れず、掃除機が通ります。床に付けると、裾が汚れ、傷みが早くなります。

天井付けにする場合は、窓枠の上15cmではなく、天井から10cm下にレールを付けます。カーテンの丈が長くなり、窓が大きく見えます。天井高240cmの部屋なら、丈は220cm前後になります。

部屋 丈の取り方 既製サイズの目安
リビング 床下1cm 200〜210cm
寝室 床下1cm 200cm
キッチン 窓枠下10cm 135〜150cm
子ども部屋 窓枠下10cm 150〜178cm

幅は、窓の1.1倍

カーテンの幅は、窓の幅の1.1倍にします。1.5倍にすると、ひだが出て豪華に見えますが、閉めたときに厚みが増し、隙間が空きます。

窓幅180cmなら、カーテンは200cm。両開きなら、左右100cmずつです。既製サイズは100cm、135cm、150cm、178cm、200cmが中心なので、200cmを2枚選びます。

1.05倍を切ると、閉めたときに中央が合いません。遮光カーテンは厚みがあるため、1.1倍は確保してください。

遮光は、等級で選ぶ

遮光1級は、光を99.99%遮ります。寝室に向きます。2級は99.9%、3級は99.8%。数字の差は小さく見えますが、朝の明るさは体感で変わります。

寝室で朝日を遮りたいなら1級。リビングで映画を見る程度なら2級で足ります。3級は、光を通したい子ども部屋向きです。

遮光カーテンは、洗濯で効果が落ちます。表示の「洗濯可」は、遮光効果の持続を保証していません。5年ほどで買い替える前提で選んでください。

POINT遮光1級でも、レールの端と壁の間に2cmの隙間があると、朝の光が入ります。レールは、窓幅より20cm長くしてください。
床下1cmで仕立てたグレーのカーテンと、レースを二重にした寝室
床下1cmで仕立てたグレーのカーテンと、レースを二重にした寝室

レースは、二重にかける

レースカーテンは、昼間の視線を遮り、光は通します。厚手のカーテンと二重にかけると、断熱の効果が上がります。

レースの丈は、厚手と同じにします。短いと、裾からのぞいて見えます。レールは二本必要ですが、ダブルレールなら1本のブラケットで済みます。

冬の結露対策には、レースを窓に近づけます。厚手との間に空気の層ができると、窓の冷気が部屋に伝わりにくくなります。

生地の重さで、閉まり方が変わる

厚手のカーテンは、1枚あたり2〜3kg。軽いと、風で揺れ、隙間が空きます。遮光1級の生地は厚く、重さもあります。

洗濯機で洗うなら、1枚2kg以下を選んでください。3kgを超えると、家庭用洗濯機の容量を超えます。ドラム式なら6kgまで洗えますが、皺が残ります。

既製か、オーダーか

既製サイズで合わない場合、オーダーになります。1窓あたり、既製の2〜3倍の価格です。丈だけオーダーする「丈オーダー」なら、1.5倍ほどで済みます。

賃貸でレールが付いている場合は、既製で足ります。レールの端から端までを測り、1.1倍した幅を2枚に分けます。

カーテンの断熱は、生地の厚みより、すき間の有無で決まります。

よくある質問

Q丈が3cm足りませんでした。

裾上げテープで詰めることはできますが、伸ばせません。床下1cmの予定を、床から3cm上に変更してください。見た目の差はほとんど分かりません。

Q遮光カーテンなのに、朝が明るいです。

レールの端と壁の隙間、カーテンの中央の合わせ目を確認してください。中央は、左右のカーテンを10cm重ねると遮れます。

Q窓が腰高窓です。丈はどうしますか。

窓枠の下10cmまでにすると、壁の面積が残り、部屋が広く見えます。床まで伸ばすと、窓の位置が低く見えます。

Q洗濯機で洗えますか。

表示を確認してください。遮光1級の多くは洗濯可ですが、乾燥機は使えません。陰干しで、皺はアイロンのスチームで伸ばします。

Qカーテンの色は、何色が無難ですか。

グレーか生成りです。壁が白なら、グレーは締まり、生成りは柔らかく見えます。柄物は、閉めたときの面積が大きく、部屋の印象を決めてしまいます。

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