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テイストミックスで個性を出す

テイストミックスは、7:3の比率で混ぜるとまとまります。7割を主役のテイスト、3割を別のテイストに。半々にすると、どちらにも見えない部屋になります。

テイストミックスで個性を出す
7:3混ぜる比率
1点異テイストの上限
3つ共通項の数

混ぜる前に、比率を決める

2つのテイストを混ぜるとき、先に比率を決めます。7:3か、8:2。この比率なら、主役がはっきりします。

5:5にすると、どちらのテイストにも見えず、統一感がなくなります。インテリアの写真で「なんとなく落ち着かない」部屋は、この比率が多いです。

異テイストの家具は、1〜2点までにしてください。北欧の部屋に和の箪笥を1棹、というのが適量です。

実例1:北欧7・和3

白い壁、オークの家具、リネンのソファ。この北欧のベースに、和を3割足しました。

足したのは、3点です。畳のラグ(本来は薄いござ)、和陶器の花瓶、障子風の照明。この3点で、北欧の軽さを保ちながら、和の落ち着きが出ます。

共通項は、木の色と、余白の取り方です。北欧も和も、白と木、そして何も置かない空間を大切にします。だから混ざります。

注意するのは、和の濃い色です。漆の黒、朱色は、北欧の白とぶつかります。1点だけなら構いませんが、2点以上は入れないでください。

オークの棚に和陶器の花瓶とリネン、真鍮のトレーを合わせた一角
オークの棚に和陶器の花瓶とリネン、真鍮のトレーを合わせた一角

実例2:インダストリアル6・ナチュラル4

アイアンの棚、コンクリート調の壁、黒いフレームの窓。この無機質なベースに、ナチュラルを4割足しました。

足したのは、木のダイニングテーブル、リネンのカーテン、ウールのラグ、観葉植物。硬さが和らぎ、暮らしやすくなりました。

共通項は、素材の質感です。アイアンも無垢材も、使い込むと味が出ます。この「経年変化」が共通項になります。

注意するのは、プラスチックです。インダストリアルとナチュラルは、どちらも自然素材を活かすテイスト。合皮やプラスチックが入ると、全体が安っぽくなります。

実例3:モダン8・アンティーク2

直線的な家具、白とグレー、柄のない壁。このモダンの部屋に、アンティークを2割足しました。

足したのは、1点だけ。アンティークの鏡です。額縁の彫刻が、直線の部屋に動きを作ります。

共通項は、色です。モダンのグレーと、アンティークの金古美(こがねくさ)。どちらも濁った色で、並べても喧嘩しません。

注意するのは、アンティークを増やしすぎること。3点を超えると、部屋が骨董店のようになります。1点を主役にしてください。

失敗しない、3つの条件

1つ目は、色を揃えること。テイストが違っても、色が同系なら馴染みます。木の色、金属の色、布の色。この3つを近づけます。

2つ目は、素材を揃えること。自然素材と自然素材、金属と金属。素材が揃うと、テイストが違っても統一感が出ます。

3つ目は、高さを揃えること。家具の高さが揃っていると、テイストが混ざっても落ち着きます。背の高い家具と低い家具が入り混じると、視線が定まりません。

POINT混ぜる前に、2つのテイストの写真を並べてください。共通する色と素材を、3つ探します。3つ見つからない組み合わせは、混ぜないほうが無難です。
テイストミックスは、混ぜることではなく、共通項を見つけることです。

混ぜてはいけない組み合わせ

北欧とインダストリアルは、混ぜにくいです。北欧の軽さと、インダストリアルの重さが、正面からぶつかります。どうしても混ぜるなら、金属を1点だけにしてください。

和とインダストリアルも、難しい組み合わせです。畳とアイアンは、質感が離れすぎています。

逆に混ぜやすいのは、北欧とナチュラル、モダンとミニマル、和とジャパンディです。近い系統同士は、失敗が少ないです。

よくある質問

Q3つのテイストを混ぜてもいいですか。

難しいです。主役がぼやけます。どうしても混ぜるなら、7:2:1の比率にしてください。

Q家具を買い替えずにミックスできますか。

できます。クッション、花瓶、照明を替えるだけで、3割のテイストを足せます。

Q家族と好みが違います。

部屋を分けるか、7:3で折り合ってください。7割を共通の好み、3割をそれぞれの好みにします。

Qミックスしたら、散らかって見えます。

色数を減らしてください。テイストが2つでも、色が5色あると散らかります。

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