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北欧スタイルの作り方と配色ルール

北欧スタイルは、白60%・木30%・差し色10%の比率で作ります。この比率を外すと、白すぎて寒い部屋か、木が多すぎて重い部屋になります。まず面積の配分から決めてください。

北欧スタイルの作り方と配色ルール
60%白の面積比
2種類木目の上限
2700K照明の色温度

白は、3つの白で重ねる

北欧の部屋は、白一色ではありません。壁の白、家具の白、布の白。この3つを少しずつ変えます。

壁はオフホワイト(生成り寄り)、家具はマットな白、布はリネンの生成り。同じ「白」でも、光の当たり方が違います。3つ重ねると、単色より奥行きが出ます。

逆に、すべて純白にすると、影が強く出て、病院のような印象になります。白を選ぶときは、必ず現物を自然光の下で見てください。

木は、2種類までにする

家具の木目は、2種類までにしてください。オークとウォールナット、オークとタモ。この組み合わせなら、色の差が程よく出ます。

3種類以上混ざると、部屋が落ち着きません。特に、赤みの強い木(チェリー、マホガニー)と、黄色みの強い木(オーク、アッシュ)を混ぜると、喧嘩します。

床の色に近い木を、家具の7割に使ってください。床がオークなら、家具もオーク中心に。1割だけ濃い色を入れると、引き締まります。

白い壁にオークの家具、生成りのリネンのソファカバー
白い壁にオークの家具、生成りのリネンのソファカバー

差し色は、10%に抑える

差し色は、部屋の面積の1割までです。6畳(9.7㎡)なら、約1㎡。クッション2個と花瓶1つで、ちょうどその量になります。

色は、くすんだ色を選んでください。セージグリーン、マスタード、テラコッタ、ダスティブルー。原色は、北欧の家具と喧嘩します。

差し色を2色使うなら、同じくらいのくすみ具合にしてください。鮮やかな色と、くすんだ色を混ぜると、片方が浮きます。

照明は、1つでは足りない

北欧の部屋は、光源が3〜4つあります。天井、フロアランプ、テーブルランプ、キャンドル。この4つを、時間帯で使い分けます。

天井の照明だけだと、影がなくなり、平面的な部屋になります。フロアランプを1つ足すだけで、壁に影ができ、奥行きが出ます。

色温度は2700K。白い光は、北欧の木の色を濁らせます。電球を替えるだけで、印象が変わります。

布は、綿とウール

北欧の布は、素材の表情を活かします。綿のリネン、ウールのニット、ヤギの毛のラグ。光沢のあるポリエステルは、このスタイルには合いません。

カーテンは、リネンかコットンの生成り。遮光が必要なら、裏地付きを選びます。レースのカーテンを重ねると、光が柔らかくなります。

ラグは、ウールかコットン。毛足が短いものを選ぶと、椅子の脚が沈みません。

POINT北欧スタイルで一番失敗するのは、白を増やしすぎることです。白60%は上限。木と布を足して、40%を埋めてください。
北欧の部屋は、白い部屋ではなく、白と木の比率でできています。

観葉植物は、1〜2個

植物は、1〜2個までにします。置きすぎると、森のような部屋になり、北欧の軽さが消えます。

選ぶのは、大きめの葉のもの。モンステラ、フィカス、パキラ。小さな多肉植物を10個並べるより、1つを大きく育てたほうが、空間に馴染みます。

鉢は、テラコッタか白の陶器。プラスチックの鉢は、布やカゴで隠してください。

カーテンは、窓より大きく

カーテンは、窓の実寸より大きく作ります。左右に20cmずつ、上に15cm。この余裕があると、窓が大きく見え、光を多く取り込めます。

生地は、リネンかコットン。厚手にしすぎると、昼間でも暗くなります。北欧の部屋は、光を取り込むために、薄手のカーテンを2枚重ねます。

ヒダは、1.5倍から2倍。1.5倍だと、閉じたときに平らになります。2倍にすると、ゆるやかな波が出ます。

フックは、天井近くのレールに。レールが見えるのが嫌なら、天井付けのカーテンボックスを選んでください。

よくある質問

Q北欧とナチュラルの違いは何ですか。

北欧は白と木の比率が決まっていて、差し色が少ないです。ナチュラルは、ベージュと生成りが中心で、差し色が多めになります。

Q6畳でも北欧スタイルにできますか。

できます。白60%の比率は同じです。家具を減らし、木を2種類に絞ってください。

Q寒く見えないようにするには。

照明を2700Kにし、ウールのラグとニットのクッションを足してください。白い光と、布の量で印象が変わります。

Q北欧の家具は、どこで買えますか。

国内メーカーでも、オーク材のシリーズがあります。価格は輸入品より2〜3割安いことが多いです。

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