GUIDE / LIGHTING

照明器具の取り付け、賃貸で穴を開けずに

照明を替えたいけれど、天井に穴を開けられない。賃貸ではよくある制約です。引掛シーリング、コンセント式、クリップ式。この3つを知っておけば、退去時に原状回復を求められることはありません。

照明器具の取り付け、賃貸で穴を開けずに
5kg自分で付けられる上限
1mコードの標準的な長さ
2.4m天井高の基準

引掛シーリングがあれば、交換できる

天井の中央に、丸い引掛シーリングがあれば、シーリングライトやペンダントを自分で付けられます。電源を切り、カバーを回して外し、新しい器具を差し込んで回すだけです。

重さ5kg以下が目安です。それ以上は、天井の補強が必要になり、工事になります。器具の重さは、商品ページに記載されています。

引掛シーリングがない場合

天井に照明の器具がなく、コンセントだけの部屋があります。この場合は、コンセント式のペンダントを選びます。

コードの長さは3〜5m。天井高2.4mなら、コードを1m残して、フックで吊ります。フックは、粘着式のものが1,000円前後で売られています。重さ1kg以下の器具なら、粘着式で落下しません。

POINT粘着フックは、塗装の弱い壁では剥がれます。付けられる場所を、目立たないところで試してから使ってください。
粘着フックで天井に留めたペンダントのコードと、壁のコンセント
粘着フックで天井に留めたペンダントのコードと、壁のコンセント

ペンダントの高さは、卓上から60cm

ダイニングのペンダントは、天板から60〜80cmの高さに下げます。低すぎると視線が遮られ、高すぎると光源が見えてまぶしくなります。

天井高2.4m、天板70cmなら、コードは90〜110cm。天井高2.6mなら、コードは110〜130cmです。

キッチンのペンダントは、作業台から75cm。手元は明るく、顔には影が落ちない高さです。

クリップ式は、補助に使う

クリップ式のスポットライトは、棚や本の背に挟んで使います。工事不要で、1,000〜3,000円。絵や観葉植物を照らすのに向きます。

クリップの幅は、挟む場所の厚みに合わせます。2cmまでのものが多いので、棚板の厚みを測ってください。

工事が必要なケース

天井に直付けするダウンライト、埋め込み式のスポット、調光スイッチの交換は、電気工事士の資格が必要です。賃貸では、管理会社の許可も必要になります。

許可が出ない場合、既存の照明のカバーだけを替える方法があります。カバーは、メーカーの型番で取り寄せできます。

退去時に、戻せる形にする

照明を替えたら、外した器具と取扱説明書を保管してください。退去時に戻せば、原状回復の費用はかかりません。

引掛シーリングのアダプタは、掃除して保管します。100円ショップで代用品を買うと、サイズが合わないことがあります。

照明の交換は、器具を選ぶことより、戻せる形にしておくことが大事です。

よくある質問

Q自分で交換して、感電しませんか。

電源を切れば感電しません。分電盤のブレーカーを落としてから作業してください。壁のスイッチを切るだけでは、一部に電気が残ります。

Q器具が重くて、天井が心配です。

5kg以下なら問題ありません。それ以上は、石膏ボードの天井に直接付けると、時間とともに緩みます。補強金具が必要です。

Qペンダントのコードが長すぎます。

コードを束ねて、天井近くに留めます。切る場合は、電源を切ってから、圧着端子で再接続します。資格がない場合は、束ねるだけにしてください。

Q賃貸で、照明が備え付けです。替えられません。

カバーだけ交換できる場合があります。管理会社に型番を伝えて確認してください。難しい場合は、フロアランプと間接照明で光を足します。

Qコンセント式のコードが、部屋の中央を横切ります。

コードを天井近くに這わせ、壁際に沿って落とします。ケーブルクリップを使うと、見える線が減ります。

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