GUIDE / KELVIN

色温度で部屋を分ける、ケルビンの使い方

部屋が落ち着かない原因は、明るさではなく色温度のことがあります。リビングに5000Kの白い光が入ると、どれだけ家具を揃えても、昼休みのオフィスのように見えます。

色温度で部屋を分ける、ケルビンの使い方
2700Kリビングと寝室
3000Kダイニング
4000Kキッチンと書斎

色温度は、4つの数字で覚える

2700Kは電球色。オレンジ寄りの光で、くつろぐ部屋に向きます。3000Kは温白色。電球色より白く、食事が美味しく見えます。

4000Kは昼白色。作業に向き、食品の色が正しく見えます。5000Kは昼光色。細かい作業か、浴室に向きます。

1部屋に、1色温度

同じ部屋に2700Kと5000Kが混ざると、影の色が2色になり、物が濁って見えます。リビングとダイニングが続く部屋なら、どちらかに揃えてください。

続き間で変えたい場合は、境目を家具で区切ります。本棚か、ソファの背で光を分けると、2色でも自然に見えます。

部屋 色温度 理由
リビング 2700K 寛ぐ姿勢に向く
寝室 2700K 眠りを妨げない
ダイニング 3000K 料理が美味しく見える
キッチン 4000K 汚れと火の通りが見える
書斎 4000K 集中が続く

演色性は、Ra90以上

演色性(Ra)は、物の色の見え方です。Ra80だと、赤がくすみ、肌が土色に見えます。Ra90以上なら、素材の色が自然に見えます。

ダイニングとリビングは、Ra90以上の電球を選んでください。パッケージに「演色AAA」と書かれているものは、Ra90相当です。

POINT安価なLEDは、Ra80のことが多いです。同じ2700Kでも、Ra80とRa90では、木の色が違って見えます。
電球色のランプの下で、木のテーブルと料理が暖かく見えるダイニング
電球色のランプの下で、木のテーブルと料理が暖かく見えるダイニング

口金とサイズを、先に確認する

電球には口金のサイズがあります。E26は直径26mm、E17は17mm。日本の天井照明はE26が主流です。ペンダントやスポットは、E17のことがあります。

ボール電球は直径が大きく、シャンデリアには向きますが、シェードに入らないことがあります。買う前に、シャンデリアの内寸を測ってください。

電球を替えるときの3つの確認

1. 口金のサイズ(E26かE17か)。2. 明るさ(ルーメン)。3. 調光対応かどうか。

調光器が付いた照明に、調光非対応のLEDを入れると、ちらつきます。表示の「調光対応」を確認してください。

夜は、1段落とす

就寝前の1時間は、2700Kの間接照明だけにします。天井の照明を消すと、体が夜に向かいます。

スマート電球を使うと、時間で色温度を変えられます。19時までは4000K、21時以降は2700Kという設定ができます。

色温度は、明るさを変えずに、部屋の時間を変える設定です。

よくある質問

Q電球色は、暗く見えませんか。

同じルーメンなら、電球色のほうが暗く感じます。2700Kにする場合は、ルーメンを1割上げてください。

Q寝室の照明がまぶしいです。

天井の照明を消し、フロアランプか間接照明に切り替えてください。就寝前は、床から1m以下の高さの光だけにします。

Q調色機能は必要ですか。

リビングで1台使うなら便利です。寝室は2700K固定、キッチンは4000K固定で足ります。

Q電球の色が、部屋ごとに違って見えます。

同じ型番でも、ロットで色味が変わることがあります。同じ時期に、同じ型番で揃えてください。

Q浴室は何ケルビンがいいですか。

5000Kです。鏡の前で肌と髭剃りの跡が見えます。2700Kだと、顔色が赤く見えます。

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