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部屋づくりに悩んだときに開く、インテリア本

インテリア本のおすすめは、図の量で選びます。本屋の棚に行くと、写真集のような本が並んでいます。きれいな部屋の写真。眺めていると、部屋を変えた気になります。けれど、家に帰ると、何も変わっていません。

部屋づくりに悩んだときに開く、インテリア本

写真は、答えを見せてくれます。けれど、その答えに至る手順は教えてくれません。必要なのは、図の多い本です。

選ぶ基準は、図の量

インテリア本は、大きく2種類あります。写真が主の本と、図が主の本です。

写真が主の本は、雰囲気を掴むのに向いています。けれど、自分の部屋に当てはめるのは難しい。なぜその配置なのか、なぜその色なのかが分かりません。

図が主の本は、寸法と手順が書かれています。「ソファとテレビは180cm離す」「通路は60cm」。この数字があれば、自分の部屋に当てはめられます。

最初に買うなら、図の本。写真は、2冊目以降で十分です。

5種類を、この順で揃える

本は、5種類に分かれます。全部を買う必要はありません。1冊目は配置、2冊目は素材。この2冊で、大抵の悩みは解決します。

1. 配置の本。間取りと動線の考え方が、図で説明されています。6畳、8畳、10畳と、広さ別の実例があるものを選んでください。

2. 素材の本。木、布、金属、革。素材の特徴と手入れが載っています。家具を買う前の判断材料になります。

3. 色の本。配色の比率と、色の組み合わせ。3色ルールなど、再現できる形で書かれているものが役に立ちます。

4. 照明の本。色温度と、照明の配置。電球の選び方まで書かれていると実用的です。

5. 実例集。写真が主の本。雰囲気を掴むために、最後に1冊。

順番 種類 役立つ場面 目安の価格
1 配置 家具の大きさと場所を決める 1,800〜2,500円
2 素材 家具を買う前の判断 1,800〜2,500円
3 色 配色で迷ったとき 1,600〜2,200円
4 照明 部屋が暗い、落ち着かない 1,800円前後
5 実例集 雰囲気を掴む 2,000〜3,000円

買う前に、中を確認する

通販で買うと、中身が分かりません。目次と、数ページの試し読みで判断してください。

確認するのは3つ。図の数、寸法の記載、実例の畳数です。この3つが揃っている本は、実用的です。

特に、実例の畳数を見てください。「6畳の実例」が載っている本は、ワンルームの人に向いています。「30畳のリビング」ばかりの本は、参考になりません。

図書館で、先に読む

インテリア本は、1冊2,000円します。5冊買うと1万円。失敗したくないなら、図書館で先に読みましょう。

大きな図書館なら、インテリア・建築の棚に、この手の本が並んでいます。1冊借りて、家で1週間読む。手元に置いておきたくなったら、買ってください。

雑誌も使えます。月刊のインテリア誌は、毎号テーマが違います。バックナンバーが図書館にあれば、無料で読めます。

読んだあとは、1つだけ実行する

本を読むと、すべてをやりたくなります。けれど、一度に変えると、部屋は混沌とします。

1冊読んだら、1つだけ実行してください。寸法を測る、ラグを替える、照明を1つ足す。それだけで十分です。

本は、答えではなく、判断の材料です。読んだだけで満足せず、1つ動かしてください。

読んだあとの、使い方

1冊を、3回読む

本は、1回読んだだけでは身につきません。3回読むと、使える知識になります。

1回目は、通しで読む。付箋を貼りながら、気になったページに印をつけます。2回目は、付箋のページだけ。自分の部屋と照らし合わせます。3回目は、実行したあと。やってみて分からなかったことを、もう一度確認します。

3回目を読む頃には、本の内容が自分の言葉になっています。

読んだ本は、手の届く場所に

本は、本棚の奥にしまうと、読み返しません。手の届く場所に、1〜2冊だけ置いてください。

ソファの横、ベッドの脇、トイレの中。どこでも構いません。開ける場所にあると、ふとした瞬間に開きます。

読み終わった本は、段ボールにしまう。手元に残すのは、繰り返し開く1冊だけです。本が増えると、置き場所に困ります。1冊に絞ると、愛着も湧きます。

よくある質問

Q何冊あれば足りますか?

2冊です。配置と素材の本。この2冊で、家具選びの大半は決まります。

Q古い本でも役に立ちますか?

役に立ちます。寸法と配置の考え方は、10年経っても変わりません。写真の流行は変わりますが。

Q電子書籍でもいいですか?

図の本は、紙がおすすめです。見開きで図を見比べるのに、紙のほうが向いています。

Q雑誌と本、どちらがいいですか?

最初は本です。体系立てて書かれているので、抜けがありません。雑誌は、雰囲気を掴むのに。

本は、部屋を変えません。本を読んで動かした手が、部屋を変えます。まず1冊、開いてください。

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