理由は、通気と高さ。この2つが合っていないと、どんなに良いマットレスでも、朝は疲れて起きます。
床板は、すのこ一択
フレームの床板には、3つの方式があります。すのこ、床板、ポケットコイル。
すのこ。板が隙間を空けて並んでいます。通気がよく、湿気がこもりません。梅雨でも、マットレスの裏にカビが出にくい。欠点は、重いマットレスだと、すのこがしなること。
床板。平らな板です。安定しますが、通気が悪い。湿気が抜けず、マットレスの裏が結露します。除湿シートが必須になります。
ポケットコイル。マットレス一体型に多い方式。通気は中間。買い替えのときに、マットレスだけ替えられません。
| 床板 | 通気 | 安定性 | 手入れ |
|---|---|---|---|
| すのこ | 高い | 普通 | 月1回、拭く |
| 床板 | 低い | 高い | 除湿シート必須 |
| ポケットコイル | 中間 | 高い | マットレスと一体 |
高さは、35cmが基準
床からマットレスの上面までが、35cm前後。これが、立ち座りしやすい高さです。
低すぎる(25cm以下)と、立ち上がるときに膝に負担がかかります。高齢の家族がいるなら、避けてください。
高すぎる(50cm以上)と、乗るときに足が届かず、飛び乗る形になります。寝返りで落ちる危険もあります。
ベッド下に収納を置くなら、フレームの高さが45cm必要です。収納ボックスの高さが20cm前後なので、フレームが45cmないと入りません。
| 用途 | フレームの高さ | マットレス上面 | 向く人 |
|---|---|---|---|
| 低め | 20cm | 30cm | 子ども、落ち着きたい |
| 標準 | 25〜30cm | 35cm | 一人暮らし、夫婦 |
| 収納付き | 45cm | 45cm | 物が多い、狭い部屋 |
| 高齢者向け | 35cm | 45cm | 立ち座りを楽に |
素材は、無垢材か集成材か
無垢材。1本の木から削り出したもの。重く、頑丈。10年以上使えます。価格は5万円以上。
集成材。木を接着して作ったもの。軽く、安い。3〜5年で、接着部分が緩むことがあります。
スチール。細いフレームで、圧迫感が出ません。6畳の部屋に向きます。きしみ音が出やすいのが難点。
無垢材は重いので、組み立て後の移動が大変です。引っ越しが多い人は、スチールか集成材を選んでください。
きしみ音は、組み立てで防げる
ベッドのきしみ音は、ネジの緩みが原因です。組み立てのときに、ネジを最後まで締めてください。
それでも音が出る場合は、接合部に薄いフェルトを挟みます。1mmのフェルトで、音が消えることがあります。
月に1回、ネジを確認してください。特に、ヘッドボードとサイドレールの接合部。ここが緩むと、寝返りのたびに鳴ります。
サイズは、部屋の広さから逆算
シングル(幅100cm)、セミダブル(120cm)、ダブル(140cm)、クイーン(160cm)。
6畳の一人暮らしなら、シングルかセミダブル。セミダブルにすると、寝返りが楽になりますが、部屋の面積を取ります。
2人なら、ダブル以上。ただし、ダブルでも、2人で寝ると窮屈です。できれば、クイーン(160cm)を選んでください。
ヘッドボードと、設置の位置
ヘッドボードは、あると便利
ヘッドボードは、枕元の板です。ないフレームもありますが、あると3つの点で便利です。
1つ目は、壁の汚れ防止。枕元の壁は、手の脂と汗で汚れます。ヘッドボードがあれば、壁が汚れません。
2つ目は、寄りかかれること。布団の中で本を読むとき、背もたれになります。
3つ目は、落ちないこと。枕が壁とベッドの隙間に落ちるのを防ぎます。隙間が5cm以上あるなら、ヘッドボードを選んでください。
設置は、壁から5cm離す
ベッドを壁にぴったり寄せると、背面に湿気がこもります。5cm離すと、空気が通り、カビを防げます。
窓の下に置くなら、カーテンが当たらない位置に。カーテンがベッドに挟まると、破れます。
コンセントの位置も確認してください。スマホの充電器が届かないと、延長コードが必要になります。ベッドの位置を決める前に、コンセントを確認しましょう。
よくある質問
Qすのこは、何年もちますか?
5〜8年です。板が反ったり、割れたりしたら交換します。交換用のすのこは、1セット5,000円前後です。
Qマットレスだけ買い替えられますか?
フレームとマットレスが別なら、替えられます。すのこなら、どんなマットレスも載せられます。
Qベッド下の収納は、埃が溜まりませんか?
溜まります。引き出し式か、蓋付きのボックスを使ってください。月1回、拭いてください。
Q高さを後から変えられますか?
脚を替えれば変えられます。ただし、同じメーカーの脚を選んでください。取り付け穴が合いません。
Q組み立ては、1人でできますか?
シングルなら可能です。ダブル以上は、2人で。無垢材は重いので、1人では危険です。
ベッドは、毎日8時間を過ごす場所です。次は、部屋づくりに役立つ本についてまとめています。






