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夏ラグは必要か、素材と畳数別の選び方

夏ラグは、外すか替えるかで迷うものです。夏になったらラグを外す。毎年そうしている人に、ひとつ聞きたい。外したあとの床は、快適ですか。

夏ラグは必要か、素材と畳数別の選び方

フローリングに直接座ると、硬い。足音は響く。子どもが転んだら、それなりに痛い。ラグを外す理由は「暑いから」ですが、外したあとの不快感は、別のところで返ってきます。夏ラグは、その差を埋める道具です。

外すか、替えるか

結論から書くと、替えたほうがいい。毛足の長いラグを外して、薄いラグに替える。これが夏の正解です。

理由は3つ。床の硬さが緩和される、足音が減る、そしてエアコンの冷気が床に溜まりにくくなる。特に3つ目は、体感に効きます。直接床に座ると、冷えすぎて腰が痛くなります。

外すのが正解なのは、床暖房がある家、または畳の部屋。この2つは、もともと床が冷たくないので、ラグを敷く必要がありません。

素材は4つ、値段と持ちで選ぶ

い草。4.5畳で2万円前後。素足で歩くとひんやりして、エアコンの設定温度を1度上げられます。1度上げると、電気代は月500円ほど変わります。3年ほどで色が抜けます。

コットン。6畳で1万円前後。洗濯機で洗えるものが多く、犬や猫がいる家でも気軽です。薄手なので、掃除機がかけやすい。

麻(リネン)。6畳で2〜3万円。吸湿と放湿が速く、蒸れません。しわになりやすいのが難点ですが、それが涼しげに見えます。

ポリプロピレン。6畳で5,000円前後。安いですが、素足で歩くとべたつきます。屋外や、子どもが汚す場所向け。

素材 4.5畳の価格 6畳の価格 肌触り 手入れ
い草 2万円前後 3万円前後 ひんやり 乾拭きのみ
コットン 8,000円前後 1万円前後 柔らかい 洗濯機可
麻 1.5万円前後 2〜3万円 さらっと 洗濯機可
ポリプロピレン 4,000円前後 5,000円前後 べたつく 水拭き可

畳数は、部屋の6割まで

ラグの大きさは、部屋の面積の6割までにしてください。6畳の部屋なら、4.5畳のラグ。8畳なら6畳。これ以上だと、部屋が狭く見えます。

ソファの下に敷くなら、ソファの前脚がラグに乗る大きさを選びます。後脚まで乗せると、ラグが大きくなりすぎます。前脚だけ乗せると、ラグがずれにくく、部屋も広く見えます。

テーブルの下に敷くなら、テーブルの各辺から60cm以上はみ出す大きさ。椅子を引いたときに、脚がラグから落ちないためです。ダイニングテーブル140cm×80cmなら、260cm×200cmのラグが必要になります。

い草の手入れは、乾拭きだけ

い草のラグは、水に弱い。水拭きすると、カビます。掃除は、乾いた布か、掃除機の弱モードで。

月に1度、風通しのよい日陰で干してください。30分ほどで十分です。直射日光に当てると、色が抜けます。

梅雨の時期は、除湿シートを下に敷くと長持ちします。い草は湿気を吸うので、下からの湿気を遮るだけで、3年の寿命が4年に伸びます。

エアコンの設定温度との関係

い草のラグを敷くと、設定温度を1度上げられます。28度でも、素足で座ればひんやりします。

コットンや麻のラグは、そこまでの冷感はありません。設定温度は27度のままにして、扇風機を併用してください。ラグの上に座ると、床の冷気が直接伝わらないぶん、冷えすぎを防げます。

ラグ おすすめ設定温度 併用するもの
い草 28度 扇風機(弱)
コットン 27度 サーキュレーター
麻 27度 扇風機(首振り)
なし 26度 エアコンonly

洗濯表示は、必ず確認してください。コットンの6畳ラグは、家庭用の洗濯機に入らないことが多いです。入ったとしても、脱水で生地が傷みます。風呂に水を張って、足で踏み洗いするのが現実的です。乾燥は、ベランダに2日ほど干します。

子どもがいる家は、コットンかポリプロピレンを選んでください。い草は、食べこぼしの汁が染みると落ちません。ポリプロピレンなら、水拭きで落ちます。

保管は、丸めて立てます。平らに置くと、下になった部分が癖になり、翌年敷いたときに波打ちます。麻ひもで軽く縛って、押し入れの奥へ。乾燥剤を1つ入れておくと、カビません。

よくある質問

Qい草のラグは、ペットがいても大丈夫ですか?

爪で引っかかると、ささくれます。ペットがいるなら、コットンかポリプロピレンを選んでください。

Qラグの下に敷く滑り止めは必要ですか?

フローリングなら必要です。薄手のラグは、特にずれやすいです。

Q洗えるラグは、本当に洗濯機に入りますか?

6畳用は家庭用洗濯機に入らないことが多いです。コインランドリーか、風呂で手洗いしてください。

Q冬ラグをしまったあと、夏ラグを出すタイミングは?

6月の梅雨入り前です。梅雨のあいだにしまうと、湿気を含んだまま保管することになります。

夏の床は、我慢する場所ではありません。床の冷たさは、想像より応えます。次は、ユニットソファの組み方についてまとめています。

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