
効果の大きい順に、3つ
1つ目は、床を見せることです。家具の下に床が見えると、人は空間を広く感じます。脚が8cm以上ある家具を選ぶと、下の床が3割多く見えます。
2つ目は、カーテンの吊り方です。レールを天井から20cm下に付け、床まで届くカーテンにします。窓の実寸より、40cm高く、20cm広く見えます。
3つ目は、鏡です。窓の対面に置くと、光が反射して奥行きが出ます。床に立てかけるタイプなら、壁に穴を開けません。
すぐできる、5項目
買い足さずに、今日できる項目です。
- [ ] 家具の下の床を掃除して、見える状態にした
- [ ] カーテンレールを天井近くに付け替えた
- [ ] ラグをソファの前脚だけが乗る大きさにした
- [ ] 床に直置きしている物を、すべて台か棚に移した
- [ ] 目に入る面の色を、3色以内にした
4番目は、効果が大きいのに忘れられがちです。床に物があると、その分だけ床の面積が減って見えます。籠でも台でも、10cm浮かせれば印象が変わります。
5番目は、色数です。木、白、グレーの3色でまとめると、物が多くても落ち着きます。4色目が入ると、情報量が増えて狭く感じます。

家具を買い替える、3項目
- [ ] 脚のあるソファ・チェストに替えた
- [ ] 背の低い家具を選んだ(高さ90cm以下)
- [ ] ガラスか鏡の天板を取り入れた
背の高い家具は、天井を低く見せます。本棚を壁一面に置くと、圧迫感が出ます。高さ180cm以上の家具は、1台までにしてください。
ガラスのテーブルは、下の床が見えるので、同じ大きさでも軽く見えます。ただし、傷が付きやすく、子どもがいる家には向きません。
照明と色の、4項目
- [ ] 天井の照明だけでなく、フロアランプを1つ足した
- [ ] 部屋の奥を明るく、手前を暗くした
- [ ] 壁と天井を白にした
- [ ] 差し色を1割に抑えた
照明は、明るさより配置です。部屋の奥の角に照明を置くと、奥行きが出ます。天井の照明だけだと、影がなくなり、空間が平面的に見えます。
壁と天井が白いと、光が反射して明るくなります。天井が白いだけで、体感の広さが変わります。壁紙を替えられない賃貸なら、白いポスターや布を1枚掛けるだけでも効果があります。
やってはいけない、3つ
1つ目は、背の高い家具を窓の前に置くこと。光を遮り、部屋が暗くなります。
2つ目は、ラグを部屋全体に敷くこと。床の面積が減り、狭く見えます。ソファの前脚だけが乗る大きさにしてください。
3つ目は、カーテンを窓の実寸に合わせること。窓ぴったりのカーテンは、壁の面積を減らし、狭く見せます。
鏡の位置は、窓の対面か横
鏡は、窓の対面に置くと光を反射し、奥行きが出ます。窓の横に置くと、外の景色が映り、さらに広く見えます。
避けるのは、ドアの正面です。開けた瞬間に自分が映り、驚きます。寝室なら、ベッドから見えない位置に。
鏡の高さは、床から天井近くまで。大きいほど効果があります。幅40cmの細長い鏡を2枚並べるより、幅80cmの1枚のほうが効果的です。
よくある質問
Q6畳で、家具を減らさずに広く見せられますか。
できます。脚のある家具に替え、ラグを小さくし、カーテンを高く吊るす。この3つで印象が変わります。
Q鏡を置くと、物が2倍に見えて散らかって見えませんか。
映る範囲を整えてください。鏡に映る面だけ片づければ、部屋全体が整って見えます。
Q天井が低い部屋は、どうすればいいですか。
天井に近い色の家具を選び、照明を低くします。天井を白く塗ると、5cm高く見えます。
Qラグは敷かないほうが広く見えますか。
敷いたほうが広く見える場合もあります。ソファの前脚だけが乗る大きさなら、床との境目ができて、奥行きが出ます。
あわせて読みたい
あわせて読みたい
あわせて読みたい
- ラグのサイズと滑り止め、床材別の選び方|6畳190×130cm、8畳200×140cm。床暖房は毛足8mm以下。
- ガラスの家具の選び方、強化と厚みで決める|強化ガラス、厚み8mm、耐荷重30kg、飛散防止フィルムを貼る。
- ペンダントの高さとシェード、ダイニングで決める|天板から60〜80cm、シェードは天板幅の1/3まで。
- テーブルの配置、動線と照明まで|壁から90cm、長辺は窓に平行。照明は天板から60〜80cm。
- 石材の選び方、御影石とクォーツと大理石|キッチンは御影石、洗面はクォーツ、見せる場所は大理石。
記事一覧は家具ガイドにまとめています。