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革ソファの経年、3年目から始まる変化

革のソファを買った人は、最初の1年で「失敗した」と思うことがあります。硬く、光りすぎて、座りにくい。それが3年目で変わり始めます。革は、育てる家具です。

革ソファの経年、3年目から始まる変化
1.2mmステアの厚み
3年艶が出るまで
20年天然革の寿命

天然革と合皮は、寿命が3倍違う

天然革は、牛や豚の皮をなめしたもの。厚み1.2mm以上あれば、20年使えます。座る位置に合わせて、革が伸び、体の形になります。

合皮は、布に樹脂を塗ったもの。5〜7年で表面が剥がれます。剥がれると補修はできず、買い替えになります。

価格差は2倍ほど。10年で割ると、天然革のほうが安くなります。合皮を選ぶのは、子どもが小さく、汚れを気にせず使いたい時期だけにしてください。

硬さは、1年で抜ける

天然革は、最初は硬く、座面が戻ります。使い始めの3ヶ月は、体重をかけた部分だけが沈み、あとは硬いまま。この時期を過ぎると、全体が柔らかくなります。

硬さを早く抜きたいなら、購入後に1週間、毎日座ってください。人の体重と体温で、革が馴染みます。

POINT革は、乾燥すると硬くなります。冬に暖房を使う部屋では、2ヶ月に1度クリームを塗ってください。塗りすぎると、べたつきます。
3年使ったブラウンの革ソファと、座面の艶
3年使ったブラウンの革ソファと、座面の艶

手入れは、2〜3ヶ月に1度

革用のクリームを、少量ずつ布に取り、円を描くように塗ります。塗ったあと、10分置いて、乾いた布で余分を拭き取ります。

水拭きは避けてください。革の油分が抜け、ひび割れの原因になります。汚れは、革用のクリーナーで部分的に落とします。

直射日光は、1日1時間まで。窓際に置くなら、レースカーテン越しにしてください。紫外線で色が抜け、乾燥します。

シワは、傷ではない

座面と背もたれの境目に、シワが出ます。これは革が伸びた跡で、傷ではありません。使い込んだ証拠として、艶と一緒に残ります。

爪で引っかいた跡は、指で揉むと薄くなります。革の油分が動き、跡が馴染みます。深く切れた場合は、革用の補修剤を使います。

猫がいる家では、革は避けたほうが無難です。爪が立つと、小さな穴が開きます。傷が増えると、そこから裂けます。

色は、黒か焦げ茶

黒は、傷が目立ちにくく、20年使っても印象が変わりません。焦げ茶は、艶が出ると色が深くなります。生成りは、ジーンズの色移りに注意してください。

色移りは、革用のプロテクターを塗ると防げます。購入時に1度塗っておくと、3年後の見た目が違います。

革のソファは、買った日ではなく、3年後に評価が決まります。

よくある質問

Q革のソファは、夏に暑くありませんか。

天然革は通気性があり、汗を吸って逃がします。合皮は蒸れます。夏用のマットを敷くなら、革を隠さない薄手のものを選んでください。

Qひび割れが入りました。

乾燥が原因です。クリームを多めに塗り、1週間置いてください。深いひびは、補修剤で埋めます。それ以上進む場合は、張り替えを検討します。

Q子どもがマジックで落書きしました。

革用のクリーナーで、すぐに拭いてください。時間が経つと、染料が染みます。アルコールは、表面の塗装を落とすため使わないでください。

Q中古の革ソファは、買っても大丈夫ですか。

座面の沈み込みと、背もたれのひびを見てください。5cm以上沈むものは、クッションの交換が必要です。交換費用は2〜3万円です。

Q革と布、どちらが長く使えますか。

天然革です。布は5〜8年で張り替えが必要になります。革は、手入れをすれば20年使えます。

革の性質が分かると、10年後の部屋が見えてきます。あわせて読むなら、ソファの素材と張り地とユニットソファの選び方が参考になります。記事は家具ガイドにまとめています。

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