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梅雨の食器収納、食器棚の中を整えるコツ

食器収納は、密閉をやめるだけで変わります。梅雨の時期、食器棚を開けると、皿の裏がぬるっとしている。匂いは、まだしない。けれど、この状態が2週間続くと、白い器に黒い点が出ます。

梅雨の食器収納、食器棚の中を整えるコツ

食器棚は、密閉されています。だから湿度がこもる。対策は、道具を買うことではなく、空気の通り道を1本つくることです。

扉を閉め切ると、湿度は80%を超える

梅雨の室内は、60〜70%で推移します。これが食器棚の中だと、80%を超えることがあります。理由は、扉を閉めているから。そして、棚の奥に空気が動かないからです。

湿度80%は、カビが活発になるラインです。60%以下なら、ほぼ生えません。つまり、目標は60%。除湿剤1個で、棚の中は5〜10%下がります。

ただし、除湿剤は置く場所が大事です。棚の一番下、奥に置いてください。湿気は重く、下に溜まります。上に置いても、効果は半分です。

同じ形の皿だけを重ねる

食器棚が臭う原因の多くは、重ね方です。平らな皿と、深い皿を重ねると、あいだに隙間ができて、そこに湿気が溜まります。

重ねるのは、同じ形、同じサイズの皿だけにしてください。平皿は平皿、深皿は深皿。5枚まで重ねたら、次は別の場所へ。

重ねた皿のあいだには、乾いた布を1枚はさみます。晒(さらし)を10cm角に切ったもので十分です。布が湿気を受け止め、皿と皿が直接触れません。週に1度、この布を交換してください。

器の種類 重ねる枚数 間に何をはさむか
平皿(直径20cm) 5枚まで 乾いた布1枚
深皿 3枚まで 布1枚+向きを交互に
茶碗 3個まで 布1枚
グラス 重ねない 並べるだけ
どんぶり 2個まで 布1枚
食器棚に重ねた皿と、あいだにはさんだ布
食器棚に重ねた皿と、あいだにはさんだ布

週に1度、扉を5分開ける

一番効くのは、これです。週に1度、食器棚の扉を5分だけ開けて、空気を入れ替えてください。

開けるタイミングは、換気をした直後。部屋の湿度が下がっているときに開けると、湿った空気が入りません。朝の8時から10時は、湿度が上がりきる前なので狙い目です。

扉を開けたら、棚の前に扇風機を置いて、弱風を1分当てます。これで棚の奥まで空気が回ります。強風だと、軽い器が倒れるので注意してください。

棚の奥は、あえて空ける

食器棚の奥は、湿気が滞留します。ここにぎっしり並べると、空気が動かず、カビの温床になります。

奥行き30cmの棚なら、手前20cmまでに収め、奥10cmを空けます。この10cmが、空気の通り道です。

棚板の後ろに、5mmのすのこを立てる方法もあります。壁と器のあいだに隙間ができ、結露しにくくなります。100円ショップのすのこを切って使えば、棚1段あたり200円で済みます。

食器を拭いてから、しまう

洗った食器は、完全に乾かしてからしまってください。布で拭いただけでは、水分が残ります。

理想は、水切りかごで30分置き、その後、布で拭く。時間がないときは、布で拭いたあとに、5分だけ自然乾燥。この5分で、残った水分が飛びます。

急いでしまうと、棚の中で水分が蒸発し、その日のうちに湿度が上がります。梅雨の時期は、ここで差が出ます。

棚板の高さも、見直す価値があります。皿を寝かせて重ねると、上に空間ができます。この空間があると、空気が動きます。棚板の間隔が30cmあれば、皿5枚を重ねても10cmの余白が残ります。

引き出しタイプの食器棚は、密閉度が高く、湿気が逃げません。使うなら、引き出しを1段だけ開けておくか、底板に除湿シートを敷いてください。シートは月に1度、天日で乾かします。

食器棚の上に物を置くと、上からの湿気は入りませんが、下からの空気が抜けにくくなります。棚の上は、空けておくのが基本です。

よくある質問

Q除湿剤は何個必要ですか?

食器棚1台につき1〜2個です。2段以上あるなら、下段の奥に1個、上段の手前に1個置いてください。

Qカビが生えてしまった皿は、使えますか?

洗剤で洗い、熱湯をかければ使えます。ただし、陶器の細かい傷に入ったカビは落ちないことがあります。

Q拭き上げ用の布は、何を使えばいいですか?

晒か、使い古した綿の布です。マイクロファイバーは水分を逃がしにくく、梅雨には向きません。

Q食器棚の扉を、ずっと開けておいてもいいですか?

埃が入るので、おすすめしません。5分の換気を週1回のほうが効果的です。

Q木の食器は、どう扱えばいいですか?

洗ったあと、必ず乾かしてからしまってください。梅雨の時期は、棚ではなく、風通しのよい場所に置くほうが安全です。

食器棚は、密閉をやめれば変わります。棚の中は見えない場所だからこそ、週に1度の5分が効きます。次は、梅雨のベッドとマットレスの湿気対策についてまとめています。

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