
壁面を、3層に分ける
壁は、3つの高さに分けて使います。床から120cmまで、120〜160cm、160cm以上。
下の層は、家具と一緒に使う場所です。サイドボードの上、棚の上。物を置く面として使います。
中の層は、目線の高さ。額縁、時計、小さな棚。人が最もよく見る場所です。ここに一番見せたいものを置きます。
上の層は、天井近く。ほとんど見ないので、季節物や大型のオブジェを。ここを空けると、天井が高く見えます。
額縁は、中心を150cmに
額縁の中心は、床から150cm。1枚でも、複数枚でも、この線に合わせます。
複数飾るときは、額縁の間隔を5〜10cmに。詰めすぎると窮屈に、離しすぎるとバラバラに見えます。
大きさを揃えると、整って見えます。揃えないなら、中心を揃えてください。中心が揃っていれば、大きさが違っても落ち着きます。

棚は、1段に3点まで
棚板1段に置くのは3点までです。4点目を置くと、物置に見えます。
3点は、高さを変えて三角形に。高いもの、中くらいのもの、低いもの。同じ高さのものを3つ並べると、整列して見えますが、固くなります。
奥行きも使ってください。手前、中央、奥。3点を前後にずらすと、棚が立体的になります。すべてを壁にぴったり寄せると、平面的に見えます。
色は、3色まで
棚の上の色は、3色までにします。木、白、緑。この3色でまとめると、物が多くても落ち着きます。
4色目が入ると、展示は物置に変わります。どうしても色を足したいなら、1点だけにしてください。
同じ色を2か所に置くと、視線が行き来して、まとまりが出ます。白い器と白い本、緑の植物と緑のクッション。
高さのリズムを作る
棚全体を見たときに、高さのリズムが必要です。上段は低く、中段は高く、下段は中くらい。この配分で、全体が単調になりません。
すべての段を同じ高さで揃えると、整って見えますが、印象が弱くなります。1段だけ高さを変えると、目が止まります。
本を並べるときは、一部を平積みに。背表紙だけが並ぶと、壁のように見えます。1〜2冊を平らに置くと、リズムが生まれます。
額縁の中身がないとき
額縁だけを買って、中身を入れていない家は多いです。中身がないなら、以下の3つで代用できます。
1つ目は、包装紙。柄のある紙を切って入れると、抽象画のようになります。2つ目は、布。リネンを折って入れます。3つ目は、カレンダー。気に入った月のページを切り取ります。
どれも500円以内で済みます。額縁のサイズに合わせて切るだけで、壁の印象が変わります。
サイドボードの上は、5点まで
家具の上を飾る場合、5点までにします。幅120cmのサイドボードなら、高さのあるもの1点、中くらい2点、低いもの2点です。
家具の上は、壁と違って奥行きがあります。奥に背の高いもの、手前に低いものを置くと、奥行きが出ます。すべてを手前に並べると、落下の危険があります。
置いたら、家具を揺すってみてください。倒れるものがあれば、配置を変えるか、粘着ジェルで固定します。
季節で、2割だけ入れ替える
ディスプレイは、季節ごとに2割だけ入れ替えます。全部を替えると、買い足すことになり、物が増えます。
春は枝もの、夏はガラス、秋は木の実、冬はキャンドル。この1点を替えるだけで、同じ棚が新鮮に見えます。
入れ替えたものは、箱に戻して保管してください。1年後にまた使えます。
よくある質問
Q壁に穴を開けられない賃貸です。
突っ張り棒とS字フックで、額縁を掛けられます。画鋲タイプのフックも、小さな額縁なら支えられます。
Q額縁の高さが、部屋ごとに違います。
部屋ごとに目の高さが違うので、多少の差は構いません。同じ壁の中では揃えてください。
Q棚がぐらつきます。
壁に固定するか、耐荷重を確認してください。本を多く載せる棚は、壁固定が必要です。
Q子どもが物を触ります。
手の届く高さには、割れないものを置いてください。陶器は、床から120cm以上に。
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