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「硬いほど体に良い」は、本当か

「硬いほど体に良い」は、半分だけ正しい話です。体重70kg以上なら当てはまりますが、50kg以下では肩と腰が痛くなります。硬さは体重と寝る姿勢で決まります。

硬いマットレスと柔らかいマットレスに寝た姿勢の違いを横から見た実景。
5つ検証する俗説の数
70kg硬めが合い始める体重
8cm硬さより先に確認する厚さ

俗説1、「硬いほど腰に良い」→ △

体重70kg以上なら、硬めは腰を支えます。沈みすぎを防げるためです。

体重50kg以下では、硬すぎて肩と腰が2点で当たります。朝の痛みは、硬さが原因です。

俗説2、「低反発は体に良い」→ ×

低反発は、体の形に沿って沈みます。密着感はありますが、寝返りがしにくくなります。

寝返りは1晩に20〜30回。これができないと、同じ姿勢が続き、筋肉がこります。

俗説3、「厚いほど良い」→ △

厚さは体重で決まります。体重60kgに12cmは、沈まずに硬く感じます。

厚さより先に、床板の桟の間隔を確認してください。8cmを超えていると、厚くても底が落ちます。

俗説 判定 理由
硬いほど腰に良い △ 体重70kg以上で当てはまる
低反発は体に良い × 寝返りがしにくい
厚いほど良い △ 体重で決まる
高反発は硬い × 反発力の表示で、硬さではない
高いほど長持ちする ○ 素材の密度が高い

俗説4、「高反発は硬い」→ ×

高反発は、押したときに素早く戻る素材のことです。硬さの表示ではありません。

体重が軽いと、反発力のほうが勝って硬く感じます。体重が重いと、沈んで柔らかく感じます。

俗説5、「高いほど長持ちする」→ ○

価格が高いマットレスは、ウレタンの密度が高い傾向があります。密度が高いと、へたりにくくなります。

64,960円の高反発は、10,147円のものより密度が高く、5年後の沈み込みが小さくなります。

硬さで悩んだら、厚さを先に決めてください。厚さが足りないマットレスは、硬さに関係なく腰が沈みます。8cm以上、体重70kg以上なら10cm以上が目安です。

じゃあ何で選ぶか、3つの順番

  1. 体重で厚さを決める
  2. 寝る姿勢で硬さを決める
  3. 2人寝なら構造を決める

この順番で選ぶと、硬さの好みで迷う時間が減ります。

向かないのは、腰痛を理由に硬さだけで選ぶこと

腰痛の原因がマットレスとは限りません。硬くしても痛みが続くなら、枕の高さと寝る姿勢を見直してください。

枕が高いと、首が前に曲がります。マットレスを替えても、この状態は変わりません。

よくある質問

Q腰痛には硬いマットレスがいいですか。

体重によります。 70kg以上なら硬めが支えます。60kg以下なら、中くらいの硬さのほうが楽です。

Q低反発は、体に悪いですか。

悪くはありません。 寝返りがしにくいので、長時間同じ姿勢になりやすいという性質があります。

Q硬すぎる場合、柔らかくできますか。

薄い敷きパッドで調整できます。 2cmのパッドで、体感は少し柔らかくなります。5cm以上だと、逆に不安定になります。

Qマットレスの寿命は、何年ですか。

ウレタンは3〜5年、ポケットコイルは5〜8年が目安です。 へたりは厚さの減少として現れます。

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