GUIDE / ROOM

寝室を快適にするベッドと照明の選び方

寝室のベッドは、床から45cmの高さに合わせてください。立ち上がるときに膝と腰が楽で、敷き布団より立ち座りが少ない動作で済みます。高さが決まれば、マットレスと照明も自然に決まります。

寝室を快適にするベッドと照明の選び方
45cmベッドの高さ
60cm枕元照明の位置
18〜20度冬の室温

ベッドの高さは、膝の下で決める

ベッドの高さは、座ったときに足の裏が床につく高さです。目安は床から45cm。身長160cmの人なら、膝の裏から床までが42〜45cmです。

高さ40cmを切ると、立ち上がるときに手をつく場所が必要になります。50cmを超えると、乗るときに足が上がらず、腰に負担がかかります。

脚の高さで調整できるベッドを選ぶと、後から変えられます。脚が15cm以上あれば、ベッド下に収納ケースも入ります。

マットレスは、硬さと厚みで選ぶ

体重60kgの人なら、硬さは「やや硬め」が基準です。体重が増えるほど硬く、軽いほど柔らかくします。

厚みは20cm以上。15cmだと、体重のかかる部分が底付きします。底付きすると、朝に腰が痛くなります。

体重 硬さ 厚み 寝返りのしやすさ
50kg以下 柔らかめ 18cm 柔らかいと沈み、返りにくい
50〜70kg やや硬め 20cm 最も寝返りしやすい
70kg以上 硬め 22cm 沈み込みを防ぐ
寝室のベッド。高さ45cmのフレームに厚み20cmのマットレス
寝室のベッド。高さ45cmのフレームに厚み20cmのマットレス

枕元の照明は、床から60cm

枕元の照明は、床から60cmの位置に置きます。寝た状態で、手を伸ばして届く高さです。50cmを切ると、布団に当たって倒れます。

明るさは、40W相当の電球で足ります。読書をするなら、もう少し明るく。ただし、顔に直接光が当たると、寝つきが悪くなります。

色温度は2700K。白い光(5000K)は、脳を覚醒させます。寝室の照明は、全体を暖色に統一してください。

温度と湿度を、数字で管理する

冬の室温は18〜20度、夏は25〜28度。湿度は50%前後です。この範囲を外れると、寝ている間に目が覚めます。

18度を切ると、布団から出られなくなります。28度を超えると、汗をかいて寝返りが増えます。エアコンの設定温度ではなく、寝室に温度計を置いて確認してください。

湿度が40%を切ると喉が痛み、70%を超えるとカビます。加湿器は、ベッドから1m離して置きます。

配置は、頭を壁側にする

ベッドの頭は、壁につけます。窓側に頭を置くと、冬に冷気が当たり、結露も付きます。

壁から5cm離してください。ぴったり寄せると、背面に湿気がこもります。5cmの隙間があると、空気が動きます。

ベッドの両側に、50cmの空間を空けます。片側だけでも、60cmあると寝返りしやすくなります。両側が壁という配置は、避けてください。

POINT寝室に鏡を置くなら、ベッドから見えない位置に。夜中に目が覚めたとき、鏡に映るものが怖くて眠れなくなります。
寝室は、眠るためだけの部屋です。家具は、3点までにしてください。

寝室に置く家具は、3点まで

ベッド、ナイトテーブル、照明。この3点で寝室は完成します。

4点目を足すと、人はそこに物を置きます。チェストを置けば上に物が積まれ、椅子を置けば服が掛かります。寝室の散らかりは、家具の数から始まります。

衣類は、寝室のクローゼットか、別室のチェストに。寝室にチェストを置きたいなら、ベッド下の収納で代用してください。

枕は、高さより「首の隙間」で選ぶ

枕の高さは、寝たときに首と枕のあいだに隙間ができないものが正解です。仰向けで5〜8cm、横向きで10〜12cmが目安になります。

高すぎる枕は、首の角度を上げ、肩こりの原因になります。低すぎると、頭が後ろに倒れ、いびきが出ます。

枕は、実際に横になって選んでください。ネットで買うなら、高さを調整できる中材別売りのものを選ぶと、失敗が減ります。

シーツは、綿かリネン

綿100%は、汗を吸って乾かします。リネンは、さらに乾きが早く、夏に向きます。ポリエステル混は、乾きは早いですが、汗を吸わずに表面に残します。

通気性を考えるなら、敷きパッドはメッシュ状のものを選んでください。マットレスまで湿気が届きにくくなります。

よくある質問

Qベッドの下に物を置いてもいいですか。

すのこ付きなら構いません。3か月に1度、中身を出して干してください。密閉すると湿気がこもります。

Q低反発マットレスは、寝返りしにくいですか。

します。沈み込みが深いので、体重の軽い人ほど動きにくくなります。体重60kg以下なら、高反発のほうが扱いやすいです。

Q寝室が狭くて、ベッドしか置けません。

それで十分です。ナイトテーブルは、ベッドの脇に付けるタイプか、壁付けの小さな棚で代用できます。

Q朝、光で目が覚めます。

遮光カーテンを使ってください。遮光1級なら、99.9%の光を遮ります。レースカーテンだけでは、夏は5時に目が覚めます。

あわせて読みたい

あわせて読みたい

あわせて読みたい

記事一覧は家具ガイドにまとめています。