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3万円と8万円、差はウレタンと脚に出る

椅子の価格差は、張り地・ウレタン・脚・機構の4つに分かれます。3万円台と8万円台の差は、ウレタンの密度と脚の材です。4台の価格は1,566円から42,050円です。

4台の椅子を価格順に並べ、座面の厚みと脚の材を写した実景。
4点価格を分ける部品
40,484円最安と最上位の差
61cmリクライニングで伸びる奥行

価格は、4つの部品に分かれる

椅子の値段は、張り地、ウレタン、脚とフレーム、機構の4つで決まります。座面の下に何が入っているかで変わります。

1,566円の椅子と42,050円の椅子では、40,484円の差があります。26.8倍の開きです。

同じ形でも、中身が違えば価格は倍以上開きます。値段を見るときは、4つの部品に分けてください。

値札の数字は、4つの部品の合計です。どれに費用がかかっているかで、5年後の状態が変わります。

1,566円の椅子は、布と金属で作られる

1,566円の折りたたみ椅子は、耐荷重が約200kgです。布の座面と金属のフレームで構成されています。

ウレタンが入っていないか、薄い1枚です。座面の厚みが2cmを切ると、骨盤がフレームに当たります。

来客用として年に数回使うなら、この構成で足ります。毎日1時間座る用途には向きません。

布の座面は、体重60kgで1年使うと、坐骨の位置が1cm沈みます。

金属フレームは、畳むと厚みが10cmになります。物入れの隙間に立てられます。

6,524円で、座面の厚みが増える

6,524円の座椅子は、小と大の2サイズ。座面にウレタンが入り、厚みが増えた価格帯です。

1,566円との差は4,958円。この差が、座面の厚みと張り地の生地に変わります。

小と大の2サイズは、座面の高さではなく、座面の広さで選びます。

床座りで30分までなら、この価格帯で十分です。1時間を超えると、座面の沈みが気になります。

20,532円で、肘掛けと角度が付く

20,532円の座椅子は、折りたたみで肘掛け付き。サイズは65.5×100×66.5cmです。

6,524円との差は14,008円。肘掛けと、折りたたみの金具に払う金額になります。

肘掛けがあると、肩の重さを腕で支えられます。1日1時間座るなら、この差は姿勢に出ます。

折りたたみの金具は、1日1回の開閉で1年365回。5年で1,825回動きます。

折りたたみ式は、使わないときに壁へ立てられます。床が空くぶん、掃除の時間が短くなります。

肘掛けの高さは、座面から20cm前後です。肘を90度に曲げた位置になります。

42,050円で、奥行が61cm動く

42,050円のリクライニングチェアは、幅60cm、奥行58〜119cm、高さ90〜112cmです。

20,532円との差は21,518円。この差は、リクライニングの機構と、可動する奥行61cmです。

倒した状態で奥行119cmを確保できるかで、この機構の価値が決まります。壁から60cm離せない部屋では不要です。

角度は、段階式と無段階に分かれます。無段階なら、好きな位置で止められます。

価格 主な部品 向く使用回数
1,566円 布+金属フレーム 来客用、年に数回
6,524円 座椅子、小と大 床座り30分まで
20,532円 肘掛け+折りたたみ金具 1日1時間
42,050円 リクライニング機構 1日3時間

ウレタンは、密度で3年後の沈みが変わる

ウレタンは、密度が高いほどへたりにくくなります。低密度のウレタンは、1年で1cm沈みます。

3年で3cm沈むと、座面高が3cm下がります。40cmの椅子が37cmになり、膝の角度が崩れます。

厚みより密度です。5cmの低密度ウレタンより、3cmの高密度ウレタンのほうが長持ちします。

密度が低いと1年、高いと3年がへたりの目安です。座面を押して、跡が戻る速さで見分けます。

座面の厚みは5cm以上あると、坐骨の圧力が分散します。3cm以下だと、1時間で痛みが出ます。

脚は、無垢材か集成材かで音が変わる

脚が無垢材なら、体重をかけたときの軋みが少なくなります。集成材は、接着層が擦れて音が出ます。

8万円台の椅子は、脚が無垢材で、張り地を交換できる構造です。10年使う前提の価格になります。

3万円台は、脚が集成材で、張り地は固定です。5年で張り地が擦り切れたら、椅子ごと替えます。

集成材の脚は、木目が揃っていて反りにくい材です。無垢材は、乾燥で1mm収縮します。

8万円台に払うのは、交換と修理の分になる

8万円台の椅子は、張り地を張り替えられます。張り替え1回で、さらに5年使えます。

3万円台の椅子を5年で2台買うと6万円。年あたりの費用は6,000円です。

8万円台を10年使うと年8,000円です。買い替えなしなら、3万円台のほうが安くなります。

8万円台が逆転するのは、張り替え1回で15年使う場合です。年あたり5,333円になります。

1日3時間で10年使うと、合計は1万950時間。この時間が、張り地の交換代を回収できるかの分かれ目です。

椅子の寿命は、座面のウレタンで決まります。フレームが丈夫でも、座面が沈めば買い替えになります。

座面の沈みは1cmでも姿勢を変えます。3年ごとに座面を押して、戻り方を確認してください。

価格差は、座面の中身と脚の材に出ます。1日1時間までなら20,532円、3時間以上なら42,050円の機構と張り地を選んでください。

よくある質問

Q安い椅子は、何年もちますか。

毎日1時間で3年が目安です。 座面のウレタンが1cm沈み、張り地が擦れます。

Qウレタンの密度は、どこを見れば分かりますか。

商品ページの記載か、座面の硬さです。 押して指の跡が戻るまでの時間が短いほど、密度が高いです。

Q脚だけを交換できますか。

できません。 脚はフレームと一体で、ネジ規格も商品ごとに違います。買い替えてください。

Q8万円の椅子は、3万円の椅子より必ず長持ちしますか。

張り地を替えれば長持ちします。 替えないなら、10年で座面は同じように沈みます。

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