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フレームが落ちる、3つの原因

フレームが落ちる原因は、フック・下地・重心の3つです。242×272mmの額は121×136mmの4倍の面積があり、重さも4倍近くになります。面積を測ってから吊り金具を選んでください。

壁から外れた額縁のフックと、壁に残った穴を近接して撮った実景。
4倍色紙額の面積比
455mm柱の間隔
1/3スタンドの支点にする奥行き

落ちる原因は、フック・下地・重心の3つ

額縁が落ちる現象は、3つに分かれます。金具が抜ける、下地ごと抜ける、前へ倒れるです。

金具が抜けるのは、耐荷重を超えたときです。下地ごと抜けるのは、石膏ボードに直接付けたときです。

前へ倒れるのは、重心が支点より前に出たときです。原因ごとに、対策が変わります。

3つのうち、多いのは下地の失敗です。見た目では分からないため、穴が広がるまで気づきません。

面積が4倍なら、重さも4倍近くになる

ミニ色紙額は121×136mm、色紙額は242×272mmです。縦横がそれぞれ2倍なので、面積は4倍になります。

同じ材質なら、重さも4倍近くになります。121×136mmの額が300gなら、242×272mmは1.2kgです。

吊り金具は、額縁の重さではなく面積で選びます。面積が大きい額は、金具2点で支えてください。

1点で吊るすと、額縁が傾きます。傾いた状態が続くと、金具の片側に荷重が寄ります。糸を張って水平を確認してください。

石膏ボードには、ボードアンカーを使う

石膏ボードは、厚み9.5mmか12.5mmです。板自体は、1点で数kgを支える強度を持ちません。

直接ビスを入れると、重さで穴が広がります。1年で抜け落ちる例が、このパターンです。

ボードアンカーは、裏側で板を挟んで支えます。石膏ボード1枚あたり、10kg程度まで対応します。

アンカーを入れる前に、穴の径を確認してください。径が合わないと、板を挟めずに空回りします。

柱は455mm間隔。壁の端から15cm以内にある

木造の壁は、柱が455mm間隔で入っています。尺モジュールと呼ばれる寸法です。

柱の位置は、壁の端から15cm以内にあります。端から15cm、60cm、106cmの位置を探してください。

下地に当たれば、ビス1本で10kg以上を支えられます。金づちで壁を軽く叩き、音が高い位置を探す方法もあります。

下地センサーは、柱と電線を同時に探せます。壁の内側に配線がある場所は、ビスを避けてください。

スタンドは、奥行の1/3を支点にする

棚に立てるフレームは、スタンドの接地点が支点です。重心がこの点より前にあると、倒れます。

フレームの奥行きが3cmなら、支点は手前から1cmの位置です。重心は奥行きの中央、1.5cmにあります。

重心が支点より後ろにあれば、倒れません。スタンドの角度を浅くすると、支点が後ろに下がります。

フレームの奥行きが分からないときは、定規を横から当ててください。ガラスの面から脚の先端までの距離が奥行きです。

壁美人セットは、下地を探さずに付く

フォトフレーム 壁掛け 折り畳み 天然木 オフィス用は9,251円です。壁美人セットが付いた商品があります。

壁美人は、壁紙の上から留める金具です。柱がなくても、石膏ボードに付きます。

カラーはブラウン、ホワイト、ブラックのセットがあり、2つセットやLED搭載のモデルもあります。

折り畳み式は、額を開いて飾る形です。閉じた状態で厚みが減るため、収納にも向きます。

パズルフレームは2,004円で、分割して軽い

フォトフレーム 天然木 オフィス用 パズルフレーム 日本製は2,004円です。カラーはレッド、ブラウン、ブルー、ホワイトの4色です。

パズル状に分割できるため、1枚あたりの重さが小さくなります。壁に付ける面積を分けて調整できます。

分割したピースを並べる場合、間隔を5mm空けてください。詰めると、地震の揺れで隣とぶつかります。

高い位置ほど、落下距離が延びる

額縁を床から180cmに掛けると、落ちたときの距離は180cmです。150cmなら150cmになります。

落下距離が2倍になると、着地の衝撃は2倍になります。ガラスは、30cmの落下でも割れます。

掛ける高さを下げるだけでも、被害は小さくなります。中心を150cmに合わせると、落下距離も抑えられます。

棚の上に置く場合も、同じ考え方です。棚の高さが180cmなら、落下距離は180cmになります。

原因と対策の対応表

原因 症状 対策
フックの耐荷重不足 金具が曲がる 面積に合う金具に替える
下地がない 穴が広がる ボードアンカーを使う
重心が前 前へ倒れる 支点を奥へ、角度を浅く
高い位置 ガラスが割れる 中心を150cmに下げる
落ちた原因は、金具・下地・重心のどれかです。3つを順に確認すると、同じ失敗を繰り返しません。

金具を買う前に、柱の位置を確認してください。柱があれば、9割の失敗は起きません。

柱が見つからない壁は、ボードアンカーか壁美人を使います。どちらも下地を必要としません。

どうしても付けられない壁は、棚に置いてください。棚の上なら、落下距離は棚の高さまでです。

よくある質問

Q軽いフレームなら、画びょうでも大丈夫ですか。

大丈夫ではありません。 300gの額でも、画びょうは揺れで抜けます。

Q石膏ボードに直接ビスを入れると、どうなりますか。

穴が広がって抜けます。 1kg程度でも、1年で落ちる例があります。

Qスタンドが弱くて倒れます。直せますか。

角度を浅くしてください。 支点が後ろに下がり、重心が支点の後ろに入ります。

Q地震のとき、額縁はどうなりますか。

前へ飛び出します。 壁からの距離が10cm以上ある額は、押さえ金具を付けてください。

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