無彩色ベースに差し色を足す、まとめ方

無彩色ベースに差し色を足す、まとめ方

配色

無彩色ベースに差し色を足す、まとめ方

白・グレー・木色を土台に、差し色を1点に絞る。

本記事は現在執筆中です。公開までしばらくお待ちください。家具の選び方やレイアウトのヒントを、編集部よりお届けします。

無彩色は七割で、差し色は一色

配色の好坏は色数ではなく面積で決まります。白やグレーが七割、木目が二割、残りが差し色。この比が崩れると、どれだけ良い素材を使っても部屋は散らけて見えます。

差し色は全体の十パーセント以内。それ以上あった部屋は騒がしくなります。大きめのラグやカーテンを差し色にするなら、その面積だけで十パーセントを使い切ることになります。

彩度が高い色は、面積を小さくして効かせます。同じ家具でも差し色の使い方に 따라、部屋の印象はがらりと変わります。照明の色は、素材の色より先に目に届きます。

  • 無彩色を七割にまとめる
  • 木目を二割で入れる
  • 差し色は十パーセント以内
  • 彩度の高い色は面積を小さく

明度の搭配で視線を整列させる

明度の搭配は、部屋を一気に整った印象にできます。床を明るく、大物を中間に、小物を暗めに置けば、視線が自然に整列します。

逆に、すべてが同じ高さ、同じ明るさだと、部屋は平面のように見えます。家具どうしの高さの差が二十センチ以上あると、部屋が立体的に見えます。

視線の抜けは、奥行きをつくります。手前の家具を低く、奥の家具を高くすると、部屋は奥へつながって見えます。座った目線と立った目線の両方を塞がずに通すことが、部屋を広げる近道です。

  • 床は明るく、大物は中間
  • 小物は暗めに置く
  • 高さの差は二十センチ以上
  • 手前低く、奥を高く

差し色は視線が止まる場所

差し色は、視線が最初に止まるところに置きます。入口からまっすぐ見える場所に、ひとつだけ。壁を見上げた高い位置より、目線の高さのほうが効きます。

置くなら、テーブルの上に小物を置くか、棚の一角に壺を置くか。この二つで印象は違います。視線の高さにあると、部屋が締まります。

差し色が一か所だと、部屋が締まります。二か所に置くと、どちらも力が抜けるのが常。色数を増やしたい衝動は、ひとつ置いたあと二週間眺めてから次に進みます。

  • 入口から見える位置が主役
  • 目線の高さで置く
  • ひとつ置いて二週間眺める
  • 増やすのはその後
症状 最可能原因 先試すること
部屋が散らかる 差し色の面積が多い 一点だけ残して残りをしまう
部屋が平面的に見える 明度と高さに差がない 床を明るく、小物を暗くする
差し色が見えない 位置が目線の外にある 目線の高さの一点に移す
白が冷たい 無彩色が青寄り オフホワイトに寄せる

白とグレーの使い分け

白とグレーの違いは、暖かさではなく、汚れの目立ちやすさにある。台所に置くなら、汚れが目立ちにくいグレーのほうが向きます。人の手に触れる場所に白を置くと、数週間で黄ばむのが早くなります。

床と壁の明度差は小さいほうが部屋がまとまります。床を一段暗くすると、白い家具が浮きやすくなります。床の色を基準に、他の白を選ぶと迷いが減ります。

照明の色は、素材の色より先に目に届きます。同じ生成りでも、白い電球の下と昼光に近い電球の下では、濁り方が違います。色は、店内の照明の下で見てから決めてください。

  • 台所は汚れの目立たないグレー
  • 床と壁の明度差は小さく
  • 床を基準に白を選ぶ
  • 色は店内の照明で確かめる

よくある質問

差し色はいくつまで置いてよいですか。

一色が基本です。二色目を入れるなら面積を半分にしてください。ソファやラグ、コーヒーテーブルのクッションなど、差し色を一箇所にまとめると部屋が締まります。

白とグレーはどちらがいいですか。

部屋の見せ方で変わります。白で広く見せたいなら白、落ち着かせたいならグレー。台所や水まわりは、汚れの目立たないグレーが扱いやすい。

木の色は白より暗くすべきですか。

床を基準にします。床より暗くすると家具が浮き、床より明るくすると家具が沈みます。比率の目安は白七割、木二割、差し色一割です。

配色は季節で変えますか。

家具は替えずに、差し色だけを変えます。年に一度、窓辺の家具を動かして、光の当たり方を見直す習慣が有効です。配置を決めてから色を入れると失敗が減ります。

白と黒を使い分けられますか。

使い分けできます。白い箱とグレーの箱で分けるのが基本です。食品と日用品は、匂いが移り合うので分けるほうが使い心地がいい。別々に置いておくと、使う順番が決まります。

The Short Version

  • 無彩色七割、木二割、差し色一割
  • 差し色は十パーセント以内
  • 明度差で視線を整列させる
  • 差し色は目線の高さに一点
  • 白とグレーは汚れの目立ち方で
  • 床を基準に明度を決める

執筆

Artqo 編集部

ARTQOの編集部が、実際の使用者目線で家具の選び方と配置の知恵を綴っています。