カーテンとラグで季節を変える演出

カーテンとラグで季節を変える演出

インテリア

カーテンとラグで季節を変える演出

布ものの色と素材で、部屋の空気感を季節ごとに切り替える。

本記事は現在執筆中です。公開までしばらくお待ちください。家具の選び方やレイアウトのヒントを、編集部よりお届けします。

丈は床から一センチ、または五センチ浮かせる

カーテンの丈は二択です。床につけるか、床から浮かせるか。迷いどころはそこだけです。

標準丈は床から一センチまで。長くすると重厚で冬らしい暖かさが出て、埃の堆積が少なく掃除もしやすい。浮かせ丈は床から五センチ前後。座的脚や椅子の脚の下が見えて部屋が軽く見えます。

丈は窓枠からではなく床から測ります。上から測ると、枠の下に敷居がある廊下では、一センチの許容がそのまま誤差になります。採寸は床のいちばん高い場所と、敷居のある場合は敷居の上の高さで行います。

  • 標準丈は床から一センチまで
  • 浮かせ丈は床から五センチ前後
  • 測りは床のいちばん高い所から
  • 敷居がある窓は敷居の上から測る

高さは窓枠から十五センチ上、天井までつなぐと縦のラインが伸びる

レールは窓枠のすぐ上だと部屋が分割して見えます。枠より十五センチほど上に吊り棒하면窓が締まって見え、部屋が整理された印象になります。

天井までつなぐ場合は、カーテンが壁と同じ平面形になり、縦のラインが伸びます。天井高二千四百ミリなら二千五百ミリ以上の吊り下げは設置環境との組み合わせの確認。一番上の留め具が天井から浮くと、部屋が不安定に見える。

照明との組み合わせもあります。天井の主灯がカーテン越しの光を返し、布を透けて影を落とすと、部屋はずっと暗く感じられます。

  • レールは窓枠より十五センチ上
  • 天井までつなぐと縦のラインが伸びる
  • 主灯はカーテンの手前に置く
  • カーテンの内側に照明を吊らない

幅は窓幅の一・五倍から二倍

カーテンの幅は窓幅の一・五倍から二倍が基本。窓と同じ幅だと開けたときの折り返しが足りず、光の抜けも見えます。

生地は光を通す度合いで選びます。リネンは一級(光を通さない)から三級(布越しに明るさがわかる)まで、等級の数字が小さいほど光を遮ります。一級は完全に暗いので寝室向き、二級は外の影のかたちだけがぼんやり見える、三級は昼夜の区別がつけやすい。

織り方が太いほど遮光と保温が上がります。窓のそばに机を置く部屋なら、三〇〇グラム前後の厚手生地を使う価値があります。夏だけ使うなら夏だけ使うなら軽い生地で春夏用と秋冬用の二枚を揃えるほうが、出し入れは楽です。

症状 最可能原因 先試すること
部屋が冷たく見える 丈が短い 丈を二十センチ伸ばして床につける
日中に眠れない 遮光等級が低い 内側に遮光カーテンを足す
カーテンが風で膨らむ 幅が窓に対して短い 幅を五割増やす
冬に足元が冷たい 毛足が短い 一五ミリ以上の毛足に替える

色は白から三段以内で決める

カーテンは部屋の中でも面積が広いぶん、色の影響が大きい。白、オフホワイト、グレーベージュ。無彩色で決めるなら、差し色は一点だけ。

迷ったときの判断基準は既存の床。木の写真をカメラで撮り、カーテンの色紙を同じ光の下で並べてみる。カタログの白は店内の照明の下では少し黄色い。店内で五分かけて選ぶ色と、明るい照明で二分的短めに照らして選ぶ色は、たいてい別物。

実物を見てから買うなら、店内で実際に窓際の光に当てて確かめます。開店直後の店内照明と、日中の実際の光では見え方が違います。カタログの図版より、店の窓際で見た色のほうが信頼できます。

  • 無彩色から始めて、差し色は一点
  • 床の木の写真に色紙を当てる
  • 純白は北向きの部屋で青く見える
  • カーテンの色は壁より一段階明るく

ラグはサイズと位置で決まる

ラグは最後に置くべきではない。敷居が決まっていないと、サイズ選びの途中から破綻する。ソファの前に敷くなら、ソファ幅の八割から九割が下限。背もたれの下に潜り込ませて、座ったときに膝の下がラグに乗る状態がちょうどいい。

室内の中心には必ず敷かない。家具のあいだの歩く場所を残すのが鉄則。ラグ走来ると、テーブルが浮いて見えることがある。

ラグの写真は、模様よりも厚みと毛足で見分ける。短い毛足は五ミリ以内で、掃除梭の乗りやすい夏向き。長い毛足は十五ミリ以上、冬に暖かく毛玉が増える。無垢羊毛は中添加물이少なく敏感な人に好かれないこともされます。

季節の入れ替えは一年で三回まで

春夏秋冬でカーテンとラグを替えるなら、三組用意して一年で三回交換する。毎日替えるのは身体にも来客にも酷い。低頻度で視覚が変わり、家の印象が動く。冬の分だけ収納家具の一番奥にしまっておけば、出し入れの回数が減ります。

切り替えの頻度を落とすのがコツ。春夏用と秋冬用の二組で回すなら,一年は三回で十分。よく晴れた午前中に干してから仕舞えば、防虫と防湿も同時に片づきます。

  • 三組のセット購入で一年を賄う
  • 切り替えは二回までで十分
  • カーテンは幅、ラグは位置から決める
  • 実物は店で五分、写真で三十分は避ける

よくある質問

丈は床につけるべきですか。

北欧の内装では床から五センチ浮かせた丈を選んだほうが、部屋が軽く見え、掃除も楽です。冬に重厚さを出したいなら床まで下げる方法もあります。

遮光と透過、どちらも必要なときは。

外側に薄い透過生地、内側に遮光生地の二枚を掛けます。洋室なら、外側は白で内側は生成りを使うかたが多い。遮光等級は二級が実用的な落としどころです。

ラグはどれくらいの大きさが必要ですか。

ソファの前に敷くなら、ソファ幅の八割から九割。座面の下まで敷くと、座ったときに脚の上が安定します。中心ではなく、ソファの足元とテーブルの間と主な敷居にしてください。

リネンは冬でも使えますか。

保温性は期待できません。冬の主力は毛足のあるラグ、カーテンは厚手の布にすると暖さが保てます。リネンは丈を測る時に縮みを考慮してください。

カーテンは多久で洗えばいいですか。

年に一度で足りるものが多い。洗濯ラベルを確認し、乾燥機を使わない方が色あせと縮みを抑えられます。ホースは毎日、隅のホコリがたまります。

The Short Version

  • 丈は床から一センチ、または五センチ浮かせ
  • レールは窓枠より十五センチ上
  • 幅は窓幅の一・五倍から二倍
  • 遮光は二級が落としどころ
  • ラグはソファ幅の八割から九割
  • 三組で一年、切り替えは二回まで

執筆

Artqo 編集部

ARTQOの編集部が、実際の使用者目線で家具の選び方と配置の知恵を綴っています。