照明器具の選び方|間接光と直接光の使い分け

照明器具の選び方|間接光と直接光の使い分け

インテリア

照明器具の選び方|間接光と直接光の使い分け

部屋の役割に合わせて、照明の種類と色温度を選ぶ。

本記事は現在執筆中です。公開までしばらくお待ちください。家具の選び方やレイアウトのヒントを、編集部よりお届けします。

灯りはひとつでは足りない

ソファのある部屋で、照明をひとつの光源にまとめると、手元だけが明るくて部屋の隅が沈みます。天井の明かりだけでは家具の面が見えず、部屋全体がのっぺりします。

実際に使うのは三つの役割です。部屋全体の明るさを整える天井の灯り、居着眼睛のそばの灯り、手元を見る作業の灯り。この三つを同じ強さで当てると、光の向きが読めなくなり、部屋は平板に落ちます。

ダイニングの照明は、照らすだけでなく影をつくる役割も持ちます。天井へ向けるか、壁へ滑らせるかで、部屋の印象は別物になります。

  • 天井の灯りで全体を照らす
  • ソファのそばに床置きの灯り
  • 作業する場所に手元の灯り

直接光と間接光の位置

直接光は手元に集中させます。読書や作業は、頭の真上ではなく斜め前方に置くのが基本です。真上から照らすと、文字に自分の影がかぶります。

間接光は天井と壁を使います。光源そのものは目に入るが、反射した光で部屋が明るくなる。この違いが、部屋の深さをつくります。

組み合わせの基準は、主役がひとつならその周辺を直接光で照らし、残りを間接光に任せるというものです。複数の家具が主役なら、それぞれに小さな灯りを置き、部屋全体は間接光でまとめます。

  • 作業灯は頭の斜め前方
  • 光源が直接見えない向きに向ける
  • 主役の周辺を直接光で
  • 残りの部屋は間接光で

色温度は部屋ごとに分ける

照明の色は、素材の色より先に目に届きます。同じ生成りでも、白い電球の下と昼光に近い電球の下では、濁り方が違います。

居間は二千七百ケルビン前後が基準です。暖色の光は木を引き立て、落ち着いた感じをつくります。台所は四千ケルビン前後まで白に寄せると、汚れや傷が見えやすくなります。

同じ部屋の中で二千七百ケルビンと四千五百ケルビンを混ぜると、色が濁って見えたぶん、統一感が壊れます。使う灯りは、部屋ごとにそろえるのが基本です。

  • 居間は二千七百ケルビン前後
  • 台所は四千ケルビン前後
  • 同じ部屋で色温度を混ぜない
  • 白い蛍光灯は避ける

光量と器具の明るさの上限

器具の明るさは間隔で決めます。天井の灯りをひとつで済ませず、床置きと壁付けをひとつずつ足すと、影が二つできて奥行きが出ます。

窓からの光だけでは、時間帯によって奥の家具が沈んで見えます。手元の灯りをひとつ置けば、同じ部屋が夕方に切り替わります。昼と夜で違う部屋に見えるのは、この切り替えが効いています。

暗くしすぎにも注意します。夜は居場所ごとに役割を分けるのが、手元を照らす灯りと、部屋全体をうるおす灯り。あとは暗いままにしておくと、夜の目が楽になります。

症状 最可能原因 先試すること
部屋がのっぺりする 光源が天井の灯りだけ 床置きか壁付けをひとつ足す
作業中に影が邪魔になる 灯りが真上にある 光源を斜め前方へ移す
夜に目が疲れる 全体を均等に照らしている 手元の灯りだけに絞る
白が青く見える 色温度が高すぎる 二千七百ケルビン前後の灯りに替える

よくある質問

天井の灯りだけで十分ですか。

部屋が広い場合だけはどうします。天井の明かりだけでは家具の面が見えず、手元だけが明るくなります。床置きか壁付けをひとつ足すと、影ができて奥行きが出ます。

間接光と直接光、どちらが主役ですか。

居住空間の主役は直接光です。人の顔、手元、置物。この手の対象を照らすのが直接光で、残りを間接光で埋めます。全部を間接光にすると、どこに視線).”がおち.

明るさは明るさはどれくらい必要ですか。

居間は百五十ルクス前后が目安です。 低すぎれば暗く見え、明るすぎれば白飛びします。家具の面が見えているかどうかを基準に調整してください。

明るさを変えられる器具を選ぶべきですか。

夜だけ光量を落としたくなければ、調光機能は必須ではありません。調整できない器具でも、点消灯で夜に切り替えられます。ただし一晩中同じ明るさだと目が疲れ、二つの明るさを切り替えると楽になります。

紙 や 布 を使う照明は).

和紙や布のシェードは光をやわらかくします。ただし暗くなりやすく、手元を照らす用途には向きません。居間全体の灯りに向きます。

The Short Version

  • 天井・居場所・手元の三つで分ける
  • 作業灯は頭の斜め前方
  • 直接光で手元、間接光で空間
  • 居間は二千七百ケルビン前後
  • 同じ部屋で色温度を混ぜない
  • 夜は手元の灯りだけ残す

執筆

Artqo 編集部

ARTQOの編集部が、実際の使用者目線で家具の選び方と配置の知恵を綴っています。