スチール書庫の選び方。失敗しやすいのは「扉」だった
書庫を買って「思ったより出しにくい」と言われるとき、だいたい原因は同じです。容量でも耐荷重でもなく、扉の種類と置く場所の相性。この組み合わせだけ、注文前に確認しておきましょう。
両開きは「前に60cm」が必要
両開き扉の書庫は、扉を全開にしたぶんだけ前のスペースを取られます。必要な深さは約60cm。廊下に置くなら、扉を開けた状態で人がすれ違えるかを先に測っておいてください。ここが厳しいなら、引き戸タイプかオープン式を選ぶほうが結果的に快適です。

耐荷重は「棚1枚あたり」で見る
カタログの耐荷重は棚1枚あたりの数値です。総重量ではないので注意。A4ファイルをびっしり入れると1段で20kg近くになります。書類中心なら1枚あたり30kg以上、何を入れるか決まっていないなら40kg以上のものを選んでおくと失敗が少ないです。
背の高い書庫ほど重心が上に来るので、壁面固定ができるタイプかどうかも一緒に確認を。地震の多い地域ではここが案外大事です。
最後に「上物を置くか」を決める
書庫の上に収納ボックスを載せたいなら、天板の強度と本体の高さのバランスを見ます。うちで扱っている高さ180cmの鋼製書庫は、天板置きは前提でない設計なので、上に載せるなら耐荷重表記のある別シリーズが向いています。
順番としては「場所を測る → 扉の種類を決める → 耐荷重を確認」。逆からやると、ほぼ確実に1度は家具を動かすことになります。